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Photoshopで家などの建物を綺麗に加工する方法
2016年11月08日  , ,

普段はWEBサイトの制作を主に行っておりますが、写真の修整のご依頼を頂く事も多々あります。

 

基本的には思い出のお写真など、人物のお写真を加工する場合が多いのですが、それ以外にも建物の写真を加工して欲しいとの依頼もあります。

 

今回はプレゼンや広告などで家などの建物を掲載する際の、建築物を綺麗な見せる加工を覚書。

 

Photoshopで写真を開きます。

※最終的には切り抜きをしますので、出来るだけ高解像度の素材が良いです。

レンズ補正を開きます。

メニューの「フィルター」→「レンズ補正」をクリック。

レンズ補正のカスタムから補正を施す。

レンズ補正のカスタムから「変形」のスライダーを調整します。

垂直方向の遠近補正の操作

「垂直方向の遠近補正」の数字をマイナスにしていくと、建物が起き上がってきます。

 

その際、拡大・縮小で写真全体が表示する様にしてあげます。

グリッド線の表示で確認

建物が真っすぐになりました。

ですが、無理やり建物を起こしているので歪んでしまう箇所も出てきます。

そのまま見てても、どこが歪んでいるか分かりずらいので、「グリッド」を表示させてあげます。

 

メニューの「表示」→「グリッド」で表示します。

歪み箇所の確認

こうみると、縦に延びる配管が歪んでしまっています。

ゆがみツールで微調整

レンズ補正を行った後、歪んでしまった箇所をゆがみツールで補正していきます。

 

メニューの「編集」→「変形」→「ゆがみ」を選択し、歪んだ箇所を補正していきます。

ゆがみ調整後

曲がっていた配管が真っすぐになりました。

 

写真の切り抜き

最後に写真を切り抜いてあげます。

※この時、結構な部分が切り取られますので、出来れば全体が写っている引きの写真を使用するといいかもしれないですね。

完成

これで完成しましたので、あとはお好きな形式で保存してあげればOKです☆

お好みで追加作業

クライアントによっては、不要な箇所を消すように指示してくる場合もありますので、今回はちょっとだけ写り込んでいる、電線除去します。

除去完了

電線を撤去。

不要な箇所の除去については、また時間がある時にでも。

背景の合成

今回の写真はお天気が良いけれど、青すぎる・・・

「背景に雲を入れてください」なんて事もありますので、背景を合成してあげます。

そんな訳で完成です。

今回は建物全体だけの補正でしたが、「開いている窓を閉めて欲しい」「撮影の時に撤去し忘れた足場を消してくれ」など、中々素敵なリクエストをして頂けるクライアントもいますが、勿論必死に対応致します。

 

中々やりがいのある仕事ですな。